療育メモアプリを作った
日記をつけるのは好きなので、なるべく息子が健やかに過ごせるように、何が嫌なのか、何が嬉しいのかを記録していた。 だんだん一覧性が欲しくなってきて、7月からスプレッドシート使って、起床時間・就寝時間・その日の感想などを書き込んでいた。 ファイル共有機能を使って妻からも編集できるようにしたが、モバイルからは操作しにくいので、結局私1人で操作していた。 その代わりに妻は Discord にコメントを残してくれることが多かった。私はそれをスプレッドシートに転載していた。 こうした二重管理は、あまり効率的ではなかったと思う。どうにかしたいなと思っているうちに冬になった。

12月にまとまった時間があったので、ずっと構想していた家族専用のメモアプリを作ってみることにした。 いつもなら、仕事で使っている技術をそのまま横に広げていくことが多い。 しかし、今回は、あえて知識がない Kotlin による Android アプリを選択した。 夫婦で Android を使っているしネイティブアプリの快適さを追求してみたいと思ったからだ。 それに、AIによるサポートが強力なので、なんとかなるだろうという見通しもあった。 早速 Android Studio をインストールして、 Gemini の無料モデルだけでコードを書いてみた。 サーバーは Firebase だけで構成しているので管理しやすいし、夫婦2人なら無料枠で十分過ぎるほど使える。 こうして、3日で動くものが仕上がった。それも、仕事みたいに一日中開発していたわけではない。ものすごい早さだ。 コードはごちゃごちゃだが目立ったバグはなく、最初に作ろうと思っていた最低限の要件は揃っている。 開発体験も悪くなかった。勝手がわからない世界では、とにかく質問できるのが快適だ。 開発版アプリの実機インストールも、AIにヒントをもらった。Wi-Fi デバッグを有効にすることで簡単にできた。
それから隙間時間を使って少しずつ改善して今の形になった。 スプレッドシートの時の記録と比べると、スッキリしてわかりやすい。 妻も記録をつけてくれるようになった。

まだ作りたい機能はあるのでゆっくりとメンテナンスしている。 コードを読みながら、テストコードを追加したり、リファクタリングしている。 細部は理解できていないが、全体の構造とかテストの方針とかについての良し悪しはなんとなくわかる。 拡張しやすいように、テストしやすいように、少しずつ改善している。 いつかストア登録もしたいけれど、インフラ整備もできてないし、 セキュリティが甘いところがあるので、当面は非公開のまま作ってみるつもりだ。